15日、女子レスリングのパワハラ問題を受け、記者会見をした至学館大学の谷岡郁子学長が、会見内で「そもそも伊調馨さんは選手なんですか?」とコメント。谷岡郁子学長のコメントとこそパワハラだと批判が殺到しています。今回は、谷岡郁子学長のパワハラ記者会見についてまとめました。
谷岡郁子学長と伊調馨との関係がヤバイ!
記者会見の中で谷岡学長が、伊調馨さんがリオ五輪以降、東京五輪を目指すと明確に表明していないことから
「伊調馨さんは選手なんですか?そもそも彼女は東京オリンピックを目指しているのですか?
所属するALSOKアルソックからも何らかの形でそのような表明がなされた事は1度もない。
むしろこの1月からはそれまでの選手契約から社員としての契約にALSOKで変わっていると。
選手でない人五輪を目指すはずがない人の5連覇を阻止すると言うことが存在できるでしょうか?」
とコメントした。
バイキングに出演していた薬丸裕英さんは、
「本当に失礼」
「ビックリした。なに、これ、芝居がかった…。伊調さんに対して謝れって思う」
「国民栄誉賞ですよ?」
と怒りをにじませた。
仁支川峰子さんも
「5回目がかかってる代表的な選手に対して、選手なんですかって。あの冷たい言い方・・・」
と激怒。
坂上忍さんも
「ああいう言い方がパワハラに感じちゃう」
とコメント。
谷岡郁子学長とはどんな人物で経歴なんでしょうか?
1986年に父親から引き継いで32歳で学長に至学館大学の前身、中京女子大学の学長に就任。
2007年に参議院選挙に民主党から初出馬して当選する
その後、新会派「みどりの風」の代表として活動
一期、議員を務めたが2013年に落選し政界を引退。
周りの人によると谷岡学長は正義感が強いといいます。
今回、記者会見を開いた理由については、女子レスリングのパワハラ問題の報道の中で学生たちにいろんな誹謗中傷、風評被害が広まって傷ついている学生たちがいる。
だから急遽会見を開いたといいます。
「伊調馨さんは選手なんですか?」発言
確かに伊調馨さんは、昨年末に専属選手契約から社員契約(教育・訓練部から広報部へ移動)に変わっている
しかし、オリンピック4大会連続金メダル、2016年10月に国民栄誉賞を受賞している功労者です。
今後の進退についても
「しっかりと体を休めて考えます」
とコメントし、選手を引退したわけでもありません。
「選手でない人」
非常に冷たい言い方ですね。
世間に選手として認めていないと言う印象与えようとしているのでしょうか?
自分のところの選手や学生を守ろうとして、こういう言い方になってしまったのかもしれませんが、レスリング協会副会長としてはもう少し言葉を選んで配慮するべきだと思います。
学長であると同時にレスリング協会の副会長でもあるわけですから。
「栄監督がパワーがない」発言
また記者会見の中で他にもパワハラ発言ではというコメントもありました。
「栄監督が率いるレスリングチームの道場これは彼個人のものではありませんから。
私が使わせると言えば伊調馨さんはいつでも使うことができます。
その程度のパワーしかない人間なんです栄和人は。
パワーもない人間によるパワハラっていうのが一体どういうものなのか私にはわかりません。」
栄監督に権力がないという意味でしょう。
「パワーもない人間によるパワハラ」
パワハラと言う言葉に認識が浅いくないですか?
パワーハラスメントの定義とは、
同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的、身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為
力がない人がやる事はパワハラに当たらないと言うのは世間の認識と違います。
女子レスリングは世界で勝つよりも選手層が日本で勝つことが難しい。
次の東京オリンピックの選考が12月から始まります。今すぐ練習しないと勝つことが難しいと思います。
この問題は落としどころを見つけないと長引いてしまうはず。選手のことを考えて早く解決してもらいたいと思います。
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