ここ最近ランサムウエアと呼ばれるウイルスが問題になっています。
今までのウイルスと違う所はランサム(身代金)を要求するところです。このサイバーテロ攻撃が北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」の仕業ではないかという。
今回はまだ聞きなれない北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」を調べました。
ラザルスとは
北朝鮮のハッカー集団のことです。ラザルスとはキリストの金持ちと貧乏人のたとえ話に出てくる病気の乞食の名前ですね。
普通ハッカーというと個人や個人の集まりですが、ラザルスは北朝鮮という国のハッカーという噂があります。
確かに北朝鮮というと貧困や国でパソコンやインターネットとは無縁の国というイメージがあります。富裕層は多くないですし、パソコンやインターネット環境がある家庭というのは少ないのではないでしょうか?
でも国レベルでハッカー集団を育成しているとしたら恐ろしい話です。ミサイルを平気で撃つような国ですから。最近はミサイル実験に目が奪われがちですが、もしかしたらミサイルよりサイバーテロの方が恐ろしいかもしれません。
なぜなら現代の社会では、パソコンやインターネットは必要不可欠だからです。もちろんスマホもサイバーテロの標的になります。
スマホやパソコンには個人情報がたくさん詰まっています。そういったものが流出するということは恐ろしいことです。
ランサムウエアはラザルスの仕業なのか?
ここ最近ランサムウエアと呼ばれるウイルスが問題になっています。今までのウイルスと違う所はランサム(身代金)を要求するところです。
世界各地で起きた大規模サイバー攻撃に関し、ロイター通信は15日、攻撃を受けた端末のデータ復旧と引き換えに金銭を要求する「ランサム(身代金)ウエア」のプログラムコードの一部が北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」が過去の攻撃で使ったプログラムに類似していたと報じた。セキュリティー大手シマンテックとカスペルスキーがロイターに明らかにした。
両社はロイターに対し、プログラムコードは現時点で問題のランサムウエア「Wannacry」の源流をたどる最大の手がかりだと語った。ただ、北朝鮮が今回の攻撃に関与したかは今の段階では断定できないという。
欧米の安全保障当局者もロイターに対し、北朝鮮が攻撃に関与した可能性を排除しないとした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170516-00000513-san-n_ame より引用
北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」が過去の攻撃で使ったプログラムにランサムのプログラムコードの一部が似ているだけで、ラザルスの仕業という確証は今の所はないようです。
「Wannacry」は攻撃を仕掛けたパソコンのデータを勝手に暗号化使えなくする。その後にデータを復旧代と称して金銭を要求してきます。
被害額は世界で約7万ドル(約800万円)くらいです。以外に大騒ぎするわりには少ないと感じます。これは1件当たりの被害額が少ないサイバーテロだからです。
「1件数万円て・・・セコイ振り込み詐欺メールみたい」
たしかにスマホやパソコンにロックがかかり、使用できなくなったら1万円くらいなら払う人もいるはずです。
しかしこんなセコイサイバーテロ攻撃を北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」がやるのでしょうか??
ラザルスの過去のサイバーテロ攻撃は?
シマンテックによると、ラザルスは北朝鮮の意を受けて昨年2月にバングラデシュ中央銀行にサイバー攻撃を仕掛け、8100万ドル(約92億円)を盗んだとみられている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170516-00000513-san-n_ame より引用
92億ってすごい金額ですね。こんなことが世界中で起きたら北朝鮮がお金持ちになってしまいます。
今までは核兵器やミサイルを目を向けてしましがちでしたが、今回ラザルスを調べていると北朝鮮のサイバー攻撃の怖さがわかりました。
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