筒井宣政(東海メディカルプロダクツ)のバルーンカテーテルが凄い!娘との感動物語とは?

テレビ番組


出典:https://sangakukan.jp/

 

2月1日の『奇跡体験!アンビリバボー』では、小さな町工場の夫婦が12万人を救った奇跡の物語として、東海メディカルプロダクツ会長・筒井宣政(つついのぶまさ)さんと娘さんの感動物語が特集されます。

 

今回は、筒井宣政が開発した日本初のバルーンカテーテルや娘さんとの感動物語をまとめました。

 

 

 

 

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筒井宣政のwikiプロフィールや経歴は?

 

【wikiプロフィールと経歴】

筒井宣政さんは、1941年に名古屋で生まれます。現在77歳。

昭和39年3月 関西学院大学 経済学部卒業

昭和39年4月 東海高分子化学株式会社入社

昭和57年6月 東海高分子化学株式会社代表取締役就任

昭和56年10月 株式会社東海メディカルプロダクツ設立 代表取締役就任

平成 3年9月 株式会社ヴァーユ設立、代表取締役就任

平成24年12月 株式会社東海メディカルプロダクツ 代表取締役退任、会長就任

 

【主な受賞歴】

EYワールド・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2016 日本代表(平成28年6月)

旭日双光章 受章(平成23年11月)

高分子学会 平成23年度フェロー受賞(平成23年9月)

黄綬褒章 受章(平成14年4月)

名古屋大学 博士課程リーディングプログラム(PhDプロフェッショナル登龍門)客員教授

 

 

東海メディカルプロダクツとは?

 

株式会社東海メディカルプロダクツは、愛知県春日井市に本社を置く医療機器メーカー。

 

日本初のIABPバルーンカテーテルを開発、医療用カテーテルを中心に製造している。

 

心筋梗塞や狭心症などの患者の心臓の動きをサポートするIABPバルーンカテーテルで国産シェアナンバーワン。

 

会社名:株式会社東海メディカルプロダクツ

所在地 :春日井本社

〒486-0808

愛知県春日井市田楽町字更屋敷1485番地

連絡先:TEL 0568-81-7954

代表者: 代表取締役社長 筒井 康弘

資本金:8475万円

業務内容 医療機器の開発、製造および販売

 

 

 

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娘・佳美との感動物語!


出典:https://sangakukan.jp/

 

筒井宣政さんは、今から40年前、筒井宣政はプラスチック樹脂の加工製品を作る小さな町工場(東海高分子化学株式会社)を営んでいました。

 

3人の娘たちに囲まれた幸せな家族だったのですが、、唯一の不安は次女・佳美さんの生まれつきの心臓疾患でした。

 

佳美さんの心臓疾患心臓は三尖弁閉鎖症でした。正常に血液を流す事ができなくなる難病で、治療法はなく医師から告げられた余命は10年でした・・・。

 

筒井夫婦は、家業で稼いだお金2000万円を心臓病の研究のため寄付しようとしたが、訪れた大学病院の医師から人工心臓の研究を勧められました。

 

それまで医療とは全く違う分野でしたが、人工心臓製作を決意しました。

 

新たに『東海メディカルプロダクツ』を立ち上げ、人工心臓を開発を続けるも、失敗の連続。娘の余命10年と言われてから、すでに8年の月日が経過した頃、なんとか動物実験までこぎつけましたが、また筒井さんに絶望が襲いかかります。

 

人工心臓を実用化するには数百億という莫大な費用がかかることが判明したのです。

 

娘を救う夢を諦めなくてはならないと思っているとき、娘が筒井さんにかけた言葉が

 

「これからはその知識を病院で見かけた心臓病で亡くなる子供たちのために使って」

 

でした。

 

そして、筒井さんは、莫大な開発費用のかかる人工心臓開発ではなく、日本人工臓器学会などの論文誌に出ていた、IABPバルーンカテーテルに切り替える決断をしました。

 

その後、日本初のIABPバルーンカテーテルを開発に成功し、12万人もの人々の命を救うこととなりました。

 


出典:https://sangakukan.jp/

 

残念なことに1991年に娘・佳美さんは23歳の若さで亡くなりました。

 

娘が亡くなった後、私が日本人工臓器学会の評議員をやっていたものですから、何かやってもらえないかとお願いしたら、「Yoshimi Memorial T.M.P. Grant」をやってはどうだと言われました。

 

審査に3~4年かかって、1996年に1回目が始まり、これまでに二十数回やっています。

 

毎年、人工臓器でいい論文なり、いい研究をされた方に、賞状と研究費(100万円)をT.M.P.から差し上げています。

 

娘の永久的なメモリアルという格好で、私と妻が目の黒いうちはできる限りやろうと思っています。

https://sangakukan.jp/journal/

 

「お父さんとお母さんが自分の病気のために、人の命を救うような器具をつくってくれたことを、佳美はすごくうれしい」

 

と言っていた佳美さんは、日本初のIABPバルーンカテーテルを開発に成功を天国で喜んでいるのではないでしょうか。

 

なんか聞いたことあるような話だな・・・

 

『下町ロケットだ!』

 

東海メディカルプロダクツは池井戸潤さん原作の『下町ロケット2 ガウディ計画』のモデルになった会社でした。

 

『下町ロケット』と言えば、阿部寛さん主演でドラマ化されて話題になったので、ご存知の方も多いハズ。

 

 

今後共、筒井宣政さんと東海メディカルプロダクツさんのご活躍期待しています!

 

 

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