10月5日に放送される『爆報!THEフライデー』で筧千佐子(かけひちさこ)被告について放送されます。筧千佐子といえば「後妻業」と言われ、連続青酸変死事件で逮捕され連日ワイドショーを賑わわしていたので、記憶にある方も多いハズ。筧千佐子は2017年に死刑判決が確定しています。今回は、筧千佐子の生い立ちや後妻業ビジネスのテクニック、死刑がいつ執行されるのかまとめました。
筧千佐子の生い立ちがヤバイ!
#死刑 求刑で判決…主文を後回し #筧千佐子 被告、夫・内縁男性ら4人への青酸化合物 – 産経ニュース https://t.co/fph9on6URb @SankeiNews_WESTさんから #後妻業 pic.twitter.com/weTPdJDn0D
— 産経ニュースWEST (@SankeiNews_WEST) 2017年11月7日
筧千佐子は1946年11月に長崎県で生まれた。母親が未婚だったので、父親はおらず間もなくに養女に出されたという。
中学時代は成績も良く卒業後は、福岡県立東筑高校へ進学しています。
東筑高校といえば、県内でも有名な進学校で卒業生には、昭和の大スター・高倉健さんがいます。
高倉健さんは1931年生まれなので、2人は何の接点もないハズ。
しかし、高倉健さんの母校ともなれば結婚相手に絶対に自慢していたに違いありません。
東筑高校卒業後は、都市銀行に就職しました。
筧千佐子本人は九州大学への進学を望んでいたみたいですが、父親(養父)に反対されたので、しかたなく就職。
22歳の時に最初の旦那と知り合います。
筧千佐子は勤めていた銀行を退職し、両家の両親の反対を押し切り結婚。今で言うスピード婚ですね。
旦那の地元の大阪府貝塚市で生活しながら1970年に長男、 1971年に長女を出産しています。
子供の現在の年齢は息子が47歳、娘は46歳くらいではないでしょうか。
これくらいの年齢なら結婚していてもおかしくありません。
筧千佐子には孫もいた可能性が高いですね。
両家の両親の反対を押し切り結婚したとはいえ、子宝にも恵まれた筧千佐子の人生はどこから狂ってしまったのでしょうか?
最初の旦那は結婚後、印刷会社を起こしました。
しかし、印刷会社の経営はうまく行かず金銭的に苦しく、1994年9月に旦那は病死してしまいます。
その時、筧千佐子は48歳でした。
筧千佐子は実家や亡くなった夫の親族や友人などから借り入れを重ねて印刷会社を経営していました。
そこまでしても旦那の残した会社を守りたかったのでしょう。しかし、努力の甲斐もなく2001年に印刷会社は廃業し、土地と建物は競売にかけられてました。
会社の倒産によって莫大な借金が残ってしまいました。
「どうやって借金を返済しようか。」
筧千佐子は何ヶ所もの結婚相談所に登録し、交際相手を探すようになりました。
再婚し、玉の輿に乗ろうと思ったのでしょうか?
それとも最初から保険金目当てに結婚相手を探したのでしょうか?
筧千佐子の後妻業のテクニックがヤバイ!
『全告白 後妻業の女~「近畿連続青酸死事件」筧千佐子が語ったこと~』(小野一光)を読みました。
後妻業というのは、妻に先立たれたり、子どもと疎遠だったり、心の隙間のある独り身の爺さんに近づいては殺めて、その財産を相続するビジネスなんですが、EXITした案件だけでこのリストですよ…。 pic.twitter.com/tIUEwAuv3b— どエンド君 (@mikumo_hk) 2018年7月30日
旦那が亡くなった後、筧千佐子の交際相手で最初に死亡したのは大阪府でマンションやビルを経営する男性が2002年に亡くなっています。
この男性とは結婚はしていませんが、大阪市内にマンションを購入してもらったようです。
結婚相談所の紹介で兵庫県西宮市の医薬品卸売会社元代表(当時69)と再婚するも、2006年ごろに脳梗塞で死亡。
2008年ごろに結婚した大阪府松原市で農業を営む資産家(当時75)は、その数カ月後に心筋梗塞で倒れ死亡。
千佐子は2人の男性に全財産を相続するという公正証書遺言を書かせ数億円を手に入れていますが、西宮市の男性の遺族には民事調停を起こされ、一部を返却しています
さらに2008年前後に末期がんで死亡した奈良県の男性との交際を挟み、2011年、こちらも結婚相談所を通じて知り合った前出の貝塚市の男性(当時71)と婚約。
旦那が亡くなる度に多額の遺産を相続していた筧千佐子。
一体にどうしてそんなにお金がいるのでしょうか。また、何に数億円もの遺産を使っていたのでしょうか?
調べてみると、リスクの高い先物取引にハマっていたことが判明。
損失分を取り返そう、取り返そうと泥沼にハマっていったようです。
ここまでお金に執着したのは、経営していた印刷会社が倒産した時に経済面で苦しい思いをしたのが原因なのでしょう。
このように「財産目当て」で高齢男性を狙い、入籍あるいは内縁関係になったあと、遺産を根こそぎ狙うやり方を「後妻業」といいます。
筧千佐子の死刑はいつ?
筧千佐子被告に死刑判決 「金銭欲のための犯行で悪質」と4件全て認定、「認知症考慮しても死刑回避すべき事情ない」 京都地裁 https://t.co/v03OfFVnj4 pic.twitter.com/BEUCD2wQkb
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年11月7日
まだ死刑執行の日時は決まっていません。
筧千佐子は現在71歳。
年齢的にも最高裁にいくまでに亡くなる可能性もあります。
また、認知症の疑いもあります。
死刑が確定しても認知症であれば執行されないです。
亡くなった方や遺族の気持ちを考えると気の毒でいたたまれないですね。。。
コメント