タレントの長嶋一茂(ながしまかずしげ)さんが、空手の関東大会で優勝。ネットでは、「やらせ説」が囁かれていますが、ホントの所どうなのでしょうか?今回は、長島一茂さんの空手の大会(関東大会)の優勝は”やらせ”なのか動画で検証します。
長島一茂さんの空手の流派はどこ?
空手は日本を代表する武道の一つです。
他にも日本には、柔道、剣道という武道がありますが、残念ながら空手は柔道や剣道のように統一された組織がありません。
そのため、数えきれないほどの流派、会派が存在しているのが現状です。
「2020年 東京オリンピック」では開催国ということもあり、「空手」が正式種目として採用されていますが、統一された組織がないことが長らくオリンピックで採用されなかった原因ではないでしょうか。
空手は大きく分けると『寸止め空手(伝統空手)』と『フルコンタクト空手』という2つの空手があります。
空手の大会は、『組手競技』と『型競技』があり、東京オリンピックで採用されている組手競技は『寸止めルール』です。
長島一茂さんが学んでいる空手は『フルコンタクト空手』で、流派は『極真空手』。
極真会館はフルコンタクト空手の元祖で最大流派です。
なぜ長島一茂は空手を始めたのか?
長島一茂さんは、『空手』に憧れていたようです。
長島一茂さんは、1966年1月26日生まれで、現在53歳です。
昔、「地上最強の空手」という映画が火付け役となり、空前の空手ブームが起こりました。
この「地上最強の空手」という映画の内容は、極真会館の世界各国の支部の練習風景や荒行(熊と対決など)の数々や、世界大会などのドキュメンタリー映画です。
当時の若者は熱狂し、続々と「極真会館」に入門しました。
全国の支部道場には、毎日入りきれない程の入門志願者が殺到したようです。
厳密に言えば、長島一茂さんは「空手」に憧れたのではなく、「極真空手」に憧れたのでしょう。
空手を学ぶなら、憧れの「極真空手」を始めるのが必然的な流れでしょう。
長島一茂の関東大会の優勝はやらせ?
結論から言いますと実力です。
けっして「やらせ」ではないと断言します。
なぜなら、長島一茂さんは、恵まれた運動神経、体格、フィジカルの持ち主ですから。
長島一茂さんの極真空手・関東大会への挑戦する模様は、2019年1月5日放送の『炎の体育会TV 3時間スペシャル』で放映されました。
関東大会の動画は残念ながら見つかりませんでした。
長島一茂さんは、「50歳以上 +80キロ以上の部」で見事、優勝されました。
昔、フジテレビ「SRS」という格闘技番組で長島一茂さんは、極真空手の「京都大会」に出場。
見事、ベスト8に入賞されました。
1998年の大会で長島一茂さんは当時、青帯でした。
現在は、黒帯(初段)を取得されています。
空手歴20年としっかり実力も兼ね備えています。
長島一茂さんの父親は言わずとしれた”ミスタージャイアンツ”こと長嶋茂雄さんです。
この遺伝子、英才教育で大学野球での活躍を経て、プロ野球選手になっています。
確かに、プロ野球選手としては大した実績はありませんが、プロ野球選手になるだけですごいことです。
さらに身長と鍛え上げられた肉体。
弱いはずがありません。
寸止め空手ではスピードが大切ですが、長嶋一茂さんが学ぶ、フルコンタクト空手(極真空手)では、何よりフィジカルが大切です。
極真空手の創始者・大山倍達氏の名言にも「技は力の中にあり」という言葉があります。
元プロ野球選手だった長嶋一茂さんの運動神経、フィジカル、体格には一般の空手家では勝てないでしょう。
以上の理由から関東大会優勝はやらせではないと断言できます。
動画がないため検証できませんでしたが、長島一茂はかなり強いです。
4月の国際親善大会に出場するそうなので、大型のロシア人との対戦が楽しみです!
活躍を期待しています!
コメント